デジタル熱中症指数/乾燥指数計 HV-700 (生産終了)
製品概要
12/24h
温度・湿度・WBGT
現場作業やスポーツなどで熱中症指数の確認に。
- 熱中症指数のレベルをLCD上に4段階で表示します。
- 温度、湿度、熱中症(WBGT)指数、熱中症指数レベル、時刻表示機能付き。
- MAX(最大値)/MIN(最小値)メモリ機能付き。
- 温度、湿度、WBGT指数のそれぞれについてHi(上限)/Lo(下限)アラート設定が可能です。
- スタンド機能、壁掛け用フック穴付き。
標準価格
本体
¥ 5,000(税別)
製品詳細

WBGT値と熱中症指数を表示

- 現在の温度湿度の状態で、注意や警戒度を4段階で表示します。
「危険」判定の時は4段階の表示が点滅して注意を促します。 - さらに事前に設定した熱中症警戒度よりも高くなった場合は、アラームブザーで通知することもできます。
- 時計表示は上面の「モード」ボタンを押すことでWBGT値(℃)表示や絶対湿度表示(g/m3)に切り替えることができます。
乾燥指数を表示

- 現在の温度湿度の状態で、注意や警戒度を3段階で表示します。
「警戒」判定の時は3段階の表示が点滅して注意を促します。 - 時計表示は上面の「モード」ボタンを押すことでWBGT(℃)表示や絶対湿度表示(g/m3)に切り替えることができます。
暗いところでもはっきり見えるバックライト機能を搭載。

熱中症(WBGT)指数とは
熱中症はスポーツ活動ばかりではなく日常生活や職場でも発症します。熱中症の予防対策として、WBGT(Wet Bulb globe temperature、湿球黒球温度)を「温度基準」として、その温度レベルによって「危険」(31℃以上)、「厳重警戒」(28~31℃)、「警戒」(25~28℃)、「注意」(25℃未満)の4段階に分けられています。このWBGTを求めるには、黒球温度計を用いるのが一般的ですが、本器では内蔵の温湿度計からこのWBGT基準を簡易的に算出、表示しています。
温度基準 (WBGT) |
注意すべき生活活動の目安 | 注意事項 |
---|---|---|
危険 (31℃以上) |
全ての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発症する危険性が高い。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
厳重警戒 (28〜31℃) |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 | |
警戒 (25〜28℃) |
中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。 |
注意 (25℃未満) |
強い生活活動でおこる危険性 | 一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発症する危険性がある。 |
- ここでのWBGTはその日の最高気温時の気温と湿度から推定されるものである。
- 28〜31℃は、28℃以上31℃未満の意味
絶対湿度とウィルスの関係
絶対湿度とは、温度に関係なく1m3の空気中に含まれる水蒸気の質量のことでg/m3(単位)であらわします。 通常使う湿度とは相対湿度のことで、ある温度において空気中に含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)に対して実際の水蒸気量がいくら含まれるかを%(単位)であらわします。
絶対湿度(g) | ウィルスの生存率 | 生活環境 | 生活活動における対策 |
---|---|---|---|
警戒 7g以下 |
20% | ウィルスの生存に適した感染しやすい環境 | 加湿器などで湿度をあげたり、温度をあげて予防しましょう。 |
注意 11g以下 |
5% | ウィルスが生存可能で感染に注意が必要な環境 | 温度や湿度が下がらないように注意しましょう。 |
ほぼ安全 17g以下 | ほぼ0% | 通常の生活環境 | 温度や湿度を適度に保つよう心掛けましょう。 |
- 乾燥指数の表示はあくまで絶対湿度から推測した季節性インフルエンザのウィルスが繁殖しやすい環境を示したものです。したがって、必ずウィルスの有無を示しているわけはありませんが、感染予防の目安としてお使いください。
- 新型インフルエンザには対応しておりません。
仕様
一般仕様
センサー |
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測定範囲 |
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分解能 |
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測定精度 |
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サンプリング | 約 1 回 / 20 秒 |
使用温湿度 | -9.9〜+50℃、90%RH以下(但し、結露のないこと) |
保存温湿度 | -9.9〜+50℃、90%RH以下(但し、結露のないこと) |
寸法 | 約 W 127 × H 77 × D 22.5 mm |
重量 | 約 128 g |
電源 | 単4形乾電池 × 3本 |
電池寿命 | 約1年間 (室温20℃、湿度50%RH雰囲気にて) |
付属品 | 取扱説明書 |
校正 | 可(温度、湿度のみ) |
JAN | 4983621300192 |
安全にご使用いただくために
本器は熱中症や風邪の発症を完全に防止できる製品ではありません。 風邪や熱中症は、周囲環境の温度・湿度・輻射熱等の影響や、個人の年齢・性別・健康状態、その時の活動状況(運動や労働状況等)など、様々な要因に影響されて発症します。これらの特性を良くご理解いただいた上で、あくまでも目安としてご使用ください。
製品の特性を充分発揮させるために、直射日光が当たらない室内・屋外にてご使用下さい。